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緊張が続くリビアでは23日、反政府勢力が、カダフィ政権の中枢である首都トリポリの軍事施設に突入しほぼ制圧した模様です。カダフィ大佐の所在は分かっていませんが、カダフィ政権は事実上崩壊したという受け止めが広がっており、リビア情勢は大きな節目を迎えています。
トリポリでは23日、反政府勢力がカダフィ大佐の住居を兼ねた軍事施設に対する総攻撃に乗り出し、NATO=北大西洋条約機構もこれを支援するかたちで空爆を加えました。そして現地時間の23日午後5時ごろ(日本時間の24日午前0時ごろ)、政権側との激しい戦闘の末、施設に突入し、これまでにほぼ制圧した模様です。テープLED 現地からの映像では、施設の中で反政府勢力の兵士らが「リビア解放の日だ」などと歓声を上げ、カダフィ大佐の銅像を踏みつけたり、肖像画を破り捨てたりする姿が映っています。テープLED 軍事施設には政権側の狙撃兵などが残り、一部で銃撃戦が続いているということですが、反政府勢力の軍の高官は「施設の90パーセントは制圧しており、我々は勝利を収めた」と話しています。テープLED 一方で、カダフィ大佐やその家族の所在はいまのところ分かっておらず、反政府勢力側は大佐を戦争犯罪の罪などで裁判にかけるとして、行方を捜しています。カダフィ政権の中枢である軍事施設がほぼ制圧されたことで、カダフィ政権は事実上、崩壊したという受け止めが広がっており、半年間にわたって混乱が続いてきたリビア情勢は、大きな節目を迎えています。 PR |
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